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2022年11月1日~2022年11月27日 / 千葉県 佐倉市 / 季節・行事

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終了しました
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
住所 285-8502 千葉県 佐倉市 城内町117
日程 2022年11月1日~2022年11月27日
時間 9時30分~16時30分
[時間詳細]

●入苑は16時00分まで
●休苑日:月曜日(休日の場合は開苑し、翌日休苑)

[アクセス]

【電車の場合】
・京成電鉄「京成佐倉駅」からバスで「宮小路町」か「国立歴史民俗博物館」下車徒歩約10分 または 徒歩で約25分
・JR東日本「佐倉駅」からバスで「宮小路町」か「国立歴史民俗博物館」下車徒歩約10分 または 徒歩で約35分
【車の場合】
・東関東自動車道 四街道ICまたは佐倉ICより約15分 佐倉中学校隣り

[会場詳細]

Web Access No.29698

くらしの植物苑特別企画「伝統の古典菊」

約170品種もの華麗な古典菊が一堂に!
菊は、日本を代表する園芸植物のひとつです。菊は日本在来の植物ではありませんが、平安時代の宮廷ですでに菊花の宴が流行していたことから、遅くとも律令期には、他の文物とともに中国からもたらされていたと考えられています。平安・鎌倉時代からは日本独自の美意識により、支配者層の間で独特の花が作り出されました。筆先のような花弁をもつ「嵯峨菊(さがぎく)」は京都の大覚寺で門外不出とされ、花弁の垂れ下がった「伊勢菊(いせぎく)」は伊勢・松阪地方で盛んに栽培されました。そして、菊は支配者層の中で宴に、美術工芸品に、不老不死のシンボルとして特権的な地位を築いていったのです。
それが、近世中頃以降になると大衆化し、変化に富む園芸種の菊花壇や、菊細工の見世物が流行したと言われています。それらの流行を支えたのが、花弁のまばらな「肥後菊(ひごぎく)」と、咲き始めてから花弁が変化していく「江戸菊(えどぎく)」です。これらに花の中心が盛り上がって咲く「丁子菊(ちょうじぎく)」を加えた伝統的な中輪種は「古典菊」と呼ばれています。
くらしの植物苑では、このような「古典菊」を2000年から収集・展示してきました。今回は、各地方で独特な特徴を持った古典菊を約120品種と歴博で実生栽培したオリジナルの嵯峨菊、肥後菊など約50品種を展示いたします。また今年度は、「菊花 江戸時代の観賞-地植え・切花・鉢植え-」をテーマに、江戸時代における菊花の観賞法としての地植え、すなわち花壇植えと切花、鉢植えについて、パネルで紹介します。


●料金
一般:100円
※11月3日(木・祝)は「文化の日」で入苑無料。
※高校生以下は入苑無料。
※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入苑無料。
※博物館の総合展示・企画展示は別途料金がかかります。
※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。
また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります。
[お問い合わせ先]
050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • [登録者]国立歴史民俗博物館
  • [言語]日本語
  • [TEL]050-5541-8600
  • 登録日 : 2022/10/06
  • 掲載日 : 2022/10/06
  • 変更日 : 2022/10/06
  • 総閲覧数 : 412 人